車両概要
 
■キハ110系200番台

ローカル線のサービス改善を図るために開発された車両。製造初年1993年。
ワンマン運転装置を装備し、ドアは押しボタン式半自動。 (ラッシュ時等は自動)
キハ110系には、両運転台トイレ付きのキハ110、片運転台トイレ付きのキハ111、片運転台トイレなしのキハ112がある。

飯山線で使用されているキハ110系200番台は、特急秋田リレー号に使用されていた300番台を普通運用向けに改造したもの。

※この車両ファイルは長野総合車両センターに所属しているキハ110をモデルに作成しています。


 更新情報
 


■2008/02/24・・・ATSプラグインの更新

方向幕設定モードを追加しました。運転にはまったく関係ない機能です。


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★☆☆★  作って回して楽しめる! 方向幕がついに登場!!  ★☆☆★
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鉄道ファンの間で人気の高い「方向幕」がBVEでも楽しめるようになりました!
方向幕設定器が付属していて、くるくる回して遊ぶことができます。

さらに、自分で方向幕を作って取り付けることも可能です!
高すぎて買えなかった幕や入手困難な激レア幕などを作ってみてはいかがでしょうか。
ちょっと得した気分になれるかも!?

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              使用者の感想
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東京都在住 Aさん(35歳)
子供のころ大好きだった特急「とき」の方向幕を作りました。
あの頃の思い出がよみがえってくる様です。

長野県在住 Bくん(8歳)
ぼくはいろんな行き先を見るのが大すきです。
これはうんてんしさんみたいに回せるからおもしろいです。


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方向幕設定モードの説明はこちら




 運転画面
 
 


@速度計

A圧力計

B戸ジメ表示灯

C車両状態表示灯

DATS-Ps表示器

Eヘルプメッセージ表示欄

F各NFB状態

Gエンド切替器状態

H車側表示灯

Iワンマンドアスイッチ

Jキーアサイン表示

K方向幕


@速度計
速度計です。

A圧力計
赤針・・・元空気ダメ
黒針・・・ブレーキシリンダ

B戸ジメ表示灯
戸が閉まっていると点灯し、開いていると消灯します。

C車両状態表示灯
車両の状態を表示します。
ATS ATSの電源が入っている場合に点灯します。
ATS ATS警報で点灯し、非常ブレーキ作動で点滅します。
全車両のエンジンがかかっているときに点灯します。
逆転機が「前」になっているときに点灯します。。(レバーサ操作後、点灯まで約5秒かかります。)
逆転機が「後」になっているときに点灯します。。(レバーサ操作後、点灯まで約5秒かかります。)
運転 ノッチを入れている時に点灯します。
PC異常 プログラマブルコントローラの故障で点灯します。
抑速1 機関ブレーキ作動中に点灯します。
抑速2 コンバータブレーキ作動中に点灯します。
耐雪 耐雪ブレーキ作動中に点灯します。
EB EB警報で点灯します。
直通予備 直通予備ブレーキ作動中に点灯します。
水温異常 水温高温で点灯します。

DATS-Ps表示器
ATS-Psの状態を表示します。
緑色LED:列車の速度を表します。
橙色LED:パターン速度を表します。この速度をオーバーすると非常ブレーキが作動します。

パターン接近
パターン速度から5km/h以内になると点灯します。

ブレーキ動作
パターン速度をオーバーして、非常ブレーキが作動すると点灯します。

ブレーキ開放
ATS-Psのブレーキを開放している時に点灯します。

Ps故障
ATS-Psが故障すると点灯します。

Eヘルプメッセージ表示欄
運転に関するヘルプを表示します。(※実際の車両にはこの表示はありません)

F各NFB状態
NFB(スイッチ)の状態を表示します。
ワンマン ワンマン運転時にONにします。
耐雪ブレーキ 耐雪ブレーキを作動させる場合にONにします。
直通予備 直通予備ブレーキを作動させる場合にONにします。

Gエンド切替器状態
エンド切替器の状態を表示します。PageUpキー・PageDownキーで切り替えを行います。

運転時はこの位置にセットします。

中間車両の場合の位置です。

最後尾の場合の位置です。

H車側表示灯
ドア、機関、非常通報ボタンの状態を表します。

ドアが開いているときは点灯、ドアが完全に閉まると消灯します。

エンジンがかかっているときは消灯、エンジンが止まっていると点灯、水温高で点滅します。

車内の非常通報ボタンが押されると点灯します。

Iドア開閉スイッチ・全車/自車切替スイッチ
ワンマン運転時のドア開閉、ドア扱いをする車両の設定をします。

閉じ

開き
ワンマン運転時にドア開閉を行うスイッチです。
(左側にあるのが左ドア用、右側にあるのが右ドア用です。)

全車

自車
ドアを開閉する車両を設定するスイッチです。
「全車」では全ての車両のドアが開閉し、「自車」では先頭車両のみドアが開閉します。
有人駅では「全車」、無人駅・簡易委託駅では「自車」に設定します。

長野〜豊野:全車
信濃浅野〜替佐:自車

乗降中

乗降終了
乗客の乗降状態を表示します。
乗降中であれば「乗降中」の文字が赤く表示され、乗降が完了すると灰色で表示されます。
(※実際の車両にこの表示はありません。ワンマンミラーの代わりです。)

Jキーアサイン表示
運転モード、機器操作モードのキーアサインを表示します。
現在切り替わっているモードのキーアサインが表示されます。

K方向幕
側面方向幕です。



 キーアサイン
 
 運転モード
キー 機能 概要
S
(Space)
ATS確認 ATS警報確認を行います。(ブレーキ1以上+当キー)
ATS警報ベルが鳴り、ATS警報表示灯(赤色)が点灯した場合に操作します。
A1
(Insert)
警報持続

警報持続チャイムを止めます。
列車が駅に停車するか、停止信号が現示アップするまで止めてはいけません。

A2
(Delete)

EBリセット EB警報をリセットします。
EB警報が鳴り、EB警告灯が点灯した場合に操作します。
(EB警報はマスコン、ブレーキ、警笛の操作でもリセットできます。)
B1
(Home)
ATS復帰 ATSが作動したときにリセットします。(ブレーキ非常+当キー)
停止信号冒進・ATS確認扱い不良などで非常ブレーキが作動した場合に操作します。
B2
(End)
キーアサイン切替
(運転⇔機器操作)
キーアサインを機器操作モードに切り替えます。
C1
(PageUp)
ワンマン放送再生 ワンマン放送を再生します。(ワンマン時のみ)
C2
(PageDown)
ワンマン放送停止/戻し ワンマン放送を停止します。
放送停止中に操作すると、1つ戻って再生します。(ワンマン時のみ)
定速
(Backspace)
- (使用しません)
D
(テンキー
でない2 )
抑速ブレーキ1
(ON⇔OFF)
機関ブレーキを作動させます。
E
(テンキー
でない3 )
抑速ブレーキ2
(ON⇔OFF)
コンバータブレーキを作動させます。
F
(テンキー
でない4 )
機関始動 エンジンを始動します。
G
(テンキー
でない5)
機関停止 エンジンを停止します。
H
(テンキー
でない6)
ヘルプメッセージ
(表示⇔非表示)
ヘルプメッセージの表示・非表示を切り替えます。
I
(テンキー
でない7)
ワンマン戸切替
(全車⇔自車)
全車両のドアを開閉するか、先頭車両のみのドアを開閉するかを切り替えます。
(ワンマン時のみ)
J
(テンキー
でない8)
ワンマン左扉スイッチ
(開⇔閉)
左側のドアを開閉します。(ワンマン時のみ)
K
(テンキー
でない9)
ワンマン右扉スイッチ
(開⇔閉)
右側のドアを開閉します。(ワンマン時のみ)
L
(テンキー
でない0)
TE(緊急ボタン)
(ON⇔OFF)
「緊急」ボタンです。この車両ファイルでは、防護無線・警笛・機関停止を行います。
※B2キー(Endキー)で運転モードと機器操作モードを切り替えます。
※キーのカッコ内は、キーアサインをデフォルトに設定している場合のキーです。

 機器操作モード
キー 機能 概要
S
(Space)
- (使用しません)
A1
(Insert)
警報持続

(運転モードと同じ)

A2
(Delete)

- (使用しません)
B1
(Home)
方向幕設定モード 方向幕設定パネルを表示します。
方向幕の変更方法は後述の[方向幕の変更]を参照してください。
B2
(End)
キーアサイン切替
(運転⇔機器操作)
キーアサインを運転モードに切り替えます。
C1
(PageUp)
エンド切替(前方向) エンド切替器を「後→中→前」と切り替えます。
C2
(PageDown)
エンド切替(後方向) エンド切替器を「前→中→後」と切り替えます。
定速
(Backspace)
- (使用しません)
D
(テンキー
でない2 )
換気
(ON⇔OFF)
換気を行います。(表示のみ)
E
(テンキー
でない3 )
除湿
(ON⇔OFF)
除湿を行います。(表示のみ)
F
(テンキー
でない4 )
冷房
(ON⇔OFF)
冷房を入れます。(表示のみ)
G
(テンキー
でない5)
暖房
(ON⇔OFF)
暖房を入れます。(表示のみ)
H
(テンキー
でない6)
ヘルプメッセージ
(表示⇔非表示)
(運転モードと同じ)
I
(テンキー
でない7)
ATS-Psブレーキ開放
(開放⇔定位)
ATS-Psによるブレーキを作動させなくします。
ATS-Ps表示灯の「ブレーキ開放」が点灯します。
J
(テンキー
でない8)
ワンマンNFB
(ON⇔OFF)
ワンマン運転を行う場合にONにします。
K
(テンキー
でない9)
耐雪ブレーキNFB
(ON⇔OFF)
耐雪ブレーキを作動させます。(表示のみ)
L
(テンキー
でない0)
直通予備NFB
(ON⇔OFF)
直通予備ブレーキを作動させます。(表示灯+通常の非常ブレーキ)
※B2キー(Endキー)で運転モードと機器操作モードを切り替えます。
※キーのカッコ内は、キーアサインをデフォルトに設定している場合のキーです。



 方向幕の変更
 
方向幕を回転させて変更することができます 。

■変更方法
@:
機器操作モードでB1(Home)キーを押し、方向幕設定パネルを表示します。


A:
駅名対照表から方向幕に表示したい内容を選び、C1(PageUp)・C2(PageDown)キーで番号を変更します。
(PageUpで番号が進み、PageDownで番号が戻ります。)

B:
番号の設定が終わったら、B2(End)キーを押します。
"動作中"ランプが点灯し、方向幕が回転し始めます。
("動作中"ランプが消灯するまで、次の設定はできません。)

C:
方向幕の設定が終了したら、B1(Home)キーを押し、方向幕設定モードを終了します。


※他の方向幕も表示したい・・・
という方は、ダウンロードのコーナーから「方向幕差し替え用ファイル」をダウンロードしてください。
189系・ごちゃ混ぜ方向幕と、自作用方向幕がダウンロードできます。
→189系・ごちゃ混ぜ方向幕の内容はこちら



 イベント
 
キハ110を運転中に、以下のイベントが発生することがあります。

■車両故障・防護無線
1/10000の確率で車両故障と防護無線のイベントが発生する場合があります。故障は以下のいずれかが発生します。
故障名 確率 内容
オーバーヒート 40% エンジンのオーバーヒートです。「水温異常」表示灯が点灯し、車側表示灯が点滅します。
オーバーヒートしたエンジンはアイドル状態になります。
他車のエンジンがかかっている場合、加速力は落ちますが運転は可能です。
しばらくするとオーバーヒートから回復します。
エンジン故障 32% エンジンの故障です。再始動もできません。
「機」表示灯が消灯し、車側表示灯が点灯します。
他車のエンジンがかかっている場合、加速力は落ちますが運転は可能です。
防護無線 22% 防護無線の受信です。「ピピピ・・・」という音が鳴ります。
防護無線を受信したら直ちに停止してください。
1分程度で防護無線は鳴り止みますので、鳴り止んだら発車してください。
ATS-Ps故障 3% ATS-Psの故障です。「Ps故障」表示灯が点灯し、非常ブレーキがかかります。
ATSの電源を入れなおすと直るかもしれません。
PC異常 3% エンジンを制御するシステムの故障です。エンジンが停止します。
運転は続行できませんので、はじめからやり直してください。

■乗り遅れ
ツーマン運転の場合、出発時に1/20の確率で乗客の乗り遅れイベントが発生します。
出発のブザーが鳴った後、「ブ・ブ・ブ」と取り消しブザーが鳴ります。
取り消しブザーが鳴ったら発車を中止し、ブレーキをかけてください。パイロットランプが消灯します。
再度パイロットランプが点灯し、出発ブザーが鳴ったら発車してください。



 ダウンロード
 
5.1.0より前のバージョンをインストールしてある方へ
フォルダ構成を変更したので、以前のバージョンをインストールしてある方は、
以前のバージョンのフォルダ(kiha110-200_ii_bve4)を削除してからインストールしてください。
Program Filesフォルダ
  └mackoy
     └BVE4
        └Train
           └kiha110-200_ii_bve4


■キハ110系200番台 車両ファイル(BVE4専用)
ダウンロード  Version 5.2.0 2008/02/24
 19.6 MB
※新規ウィンドウ(タブ)が開いて
OneDriveページへ移動します


■更新履歴
2008/02/24
Ver. 5.2.0
ATSプラグインの更新。方向幕設定モード追加。
2008/01/13
Ve. 5.1.0
運転台、サウンド、ATSプラグインの更新。
飯山線路線ファイルのバージョンが0.51より前のものでは運転できません。必ず飯山線Railwayファイルもダウンロードしてインストールしてください。


■飯山線 Railwayファイル (BVE4専用)
>>ダウンロードのページへ


■方向幕差し替え用ファイル
>>ダウンロード



 車両の指定方法
 
■ツーマンで運転する場合
ツーマン(車掌乗務)で運転する場合は kiha110-200_ii_bve4 と指定してください。

ツーマンの場合はワンマンNFBはONにできません。

■ワンマンで運転する場合
ワンマンで運転する場合は kiha110-200_ii_bve4\Oneman と指定してください。

ワンマンの場合は始発駅でドアが開いていませんので、ヘルプメッセージに従ってドアを開けてください。

BVE2の路線をBVE4を使って運転するときは、kiha110-200_ii_bve4の前に ..\..\mackoy\BVE4\Train\ を追加してください。
BVE2の路線も、保安装置がATS-SNであれば走行することができます。



 こんなときは・・・
 
■動かない
以下の原因が考えられます。

・エンド切替器が「前」になっていない
 → エンド切替器を「前」にしてください。
([キーアサイン]の[機器操作モード]の[C1キー]を参照)

・ブレーキがかかっている
 → ブレーキを解除してください。

・直通予備ブレーキが作動している
 → 「直通予備」表示灯が点灯している場合は、直通予備ブレーキをOFFにしてください。
([キーアサイン]の[機器操作モード]の[Lキー]を参照)

・ATS-Psの非常ブレーキが作動している
 → ATS-Ps表示器の「ブレーキ動作」表示灯が点灯している場合は、ATS復帰扱いをしてください。
([キーアサイン]の[運転モード]の[B1キー]を参照)

・逆転機が入っていない
 → 「↑」または「↓」表示灯が点灯していないと加速できません。
エンド切替が「前」になっていないときの逆転器の操作は無効です。エンド切替を「前」にしてから逆転器を操作してください。

・エンジンが停止している
 → 「機」表示灯が消灯していて、車側表示灯(白)が点灯している場合はエンジンを再始動してください。
([キーアサイン]の[運転モード]の[Fキー]を参照)

再始動できない場合はエンジンの故障です。
([イベント]の[エンジン故障]の項目を参照)

■キーアサインの通りの操作ができない

キーアサインには「運転モード」と「機器操作モード」の2通りあります。
現在どのモードになっているかは、運転画面の[キーアサイン表示]を見ると分かります。運転モードのキーアサインが表示されていたら運転モード、機器操作モードのキーアサインが表示されていたら機器操作モードになっています。


■運転画面のヘルプメッセージの通りキーを押しても正しく動かない

ヘルプメッセージに表示されるキーは、キーアサインのSからC2まではデフォルトのキー(Home、PageUp等)を、DからLまでのキーはキーアサインのキー記号(D、E等)を表示しています。
ユーザー側でキーアサインを変更している場合はメッセージの通りキーを押しても動作が変わることがあります。

また、ヘルプメッセージに表示される[ウ]や[キ]はそれぞれ「運転モード」、「機器操作モード」を表します。
”[キ]:PageUpキー”と表示されている場合は、”「機器操作モード」のPageUpキー”を指します。






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