路線ファイルの設定方法 | ||
BVE公式サイトの解説に従って説明していきます。 ・ATS-SN路線 ・ATS-Ps路線 ・ATS-P路線 ・ATC路線 ・TASC ・誤通過防止 |
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ATS-Ps路線 | ||
■ATS-Ps路線 長くなるので別ページにて解説します。 |
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ATS-P路線 | ||||||||||||||||||||||||||
■信号機を置く Track.SigF(objectIndex; section; x; y) ATS-SN路線の項目を参照してください。 ■セクション(閉塞)を作る Track.Section(s0; s1; ... ; sn) ATS-SN路線の項目を参照してください。 ■地上子を置く Track.Beacon(typeBeacon; structureIndex; section; n) typeBeacon:地上子の種類です。ここに地上子の種類に対する番号を設定します。 このプラグインで使用できるATS-P地上子には以下の種類があります。
section:どのセクション(閉塞)に対する地上子か設定します。ATS-P路線では-1を指定してください。 n:ATSプラグインに値を送る地上子の場合、ここに値を設定します。該当する地上子と値は以下のとおりです。
※参考: 停止信号に対するパターンは、10km/hで一定(10km/h以下にならない)となります。 即時停止地上子から停止情報を受信した場合、その位置から80m先まで15km/hのパターンを発生させます。 |
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ATC路線 | ||||||||||||||||||||||||||||||
■セクション(閉塞)を作る Track.Section(s0; s1; ... ; sn) ※セクション設置例 s0:先行列車がこのセクションにいる場合に出す信号インデックスです。 s1:先行列車が1つ先のセクションにいる場合に出す信号インデックスです。 このATSプラグインで使用できるATC信号インデックスには以下の種類があります。
■ATSからATCへの切替 ※セクション設置例 ATS区間の終端駅の進路の構成を出発停止にします。 終端駅の場内信号機のSectionの3番目の引数に、ATC信号のインデックスを設定します。 駅停車後、現示が進行になった時点でATSからATCに切り替わります。 ■ATCからATSへの切替 ※セクション設置例 ATC区間の終端駅の進路の構成を出発停止にします。 終端駅の最終セクションの3番目の引数に100(ATSへの切替信号)を設定します。 駅停車後、現時が進行になった時点でATCからATSに切り替わります。 |
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TASC | |||||||||||||||||||||||
■地上子を置く Track.Beacon(typeBeacon; structureIndex; section; n) このプラグインで使用できるTASC地上子には以下の種類があります。
※2)減速度補正番号とは、ATSプラグインエディタの項目「減速度補正」の番号(1〜4)です。停止位置の手前に減速度の補正を必要とする勾配がある場合に設定してください。減速度を補正しない場合、後ろ3桁には000を設定します。 ※3)実際の地上子は停止位置直下(0cm±地上子の長さ)に設置してありますが、BVEではcm単位で地上子を設置できません。そのため、ダミーとして停止位置の2m手前にこの地上子を設置してください。プラグイン側で停止位置までの距離と停止位置誤差許容範囲から直下地上子の始端位置を判断します。 ■停車、通過を判断する 停車駅、通過駅をプラグインで判断するために、Sta構文(駅ホームの始端を設定する)の4番目の引数”blank”に1を設定してください。 ■停止位置の許容範囲を設定する(ドアが開く範囲を設定する) Track.Stop(markerDir; marginBk; marginFw) Stop構文の2番目(marginBk)と3番目(marginFw)にATSプラグインエディタで設定した「停止位置誤差許容範囲」の値を設定してください。この設定が合っていないと、定位置を外れているのにドアが開いてしまったり、反対に定位置なのにドアが開かないという事態が発生します。
■減速度を調べる 停止位置に正確に止めるには、減速度の設定をしっかりと行わなくてはなりません。
そのため、デバッグ用として走行中に減速度を表示する機能を設けました。Panel2.cfgで設定します。
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誤通過防止 | ||
誤通過防止はSta構文で設定できます。 ・駅のホーム始端を設定する Track.Sta(Name; Time1; Time2; blank; Door; Stop; blank; Sound1; Halt; Jam; Sound2; timetableIndex) 4番目のblank:誤通過防止警報を鳴らす場合は1に設定します。(BVE2と同じ) ※公式ページの解説では"BVEver.4では使用しない。"となっていますが、使用できます。 |
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